稲妻

今日は夕方から物凄い雷雨。ほとんど初めてのことだと思うが、まともに稲妻を見た。凄いもんだ。稲妻だけを求めて旅する写真家がいるという話を聞いたことがあるが、それも頷ける気がする。陳腐な言葉だけれどやはり、美しい。

心拍数を上げながらもぼーっと稲妻を見ながら、昔の人がこういうものを見てどういう風に感じたかに思いを馳せた。最初は絶対神のことを考えていたが、徐々に興味は東洋の竜に移った。縦方向の稲妻はそれほどでもないのだが、横に走る稲妻はまさに竜そのもの。もちろん僕が竜という概念を知っているからこその連想だけれど。まあでもそれを生む飛躍が起こるだけの迫力があると思った。あと、竜概念の発祥の地はやっぱ雷の多い地域だったんじゃないかな、と思った。なんかそういう研究ないですかね?

話は変わるが、「ずっと雷が鳴っていたので仕事ができませんでしたので締め切り延ばしてください」という言い訳は通用するだろうか。だろうか。