2004-01-01から1年間の記事一覧

今年を振り返る

今年出たベスト3(ミステリ) 一位:殊能将之『キマイラの新しい城』(ISBN:4061823914)→読後感想 二位:法月綸太郎『生首に聞いてみろ』(ISBN:4048734741)→読後感想 三位:麻耶雄嵩『蛍』(ISBN:434400664X)→読後感想 番外:森博嗣「そこに論点があるか…

警句

必要があってAmerican Numismatic Societyで調査していたときのノートを見ていたら、隅っこに、 "Amatuer built the Ark, professional built Titanic." というフレーズが書かれていた。 これはANSのコイン保管庫の入り口のドアの上にプレートにして張り付け…

神林長平『膚の下』(ISBN:4152085614)

荒廃した地球をどのように復興するかをめぐって人間が対立を深める中、人間によって作り出された人造人間アートルーパーたちが、自らのアイデンティティを求めて思索し行動し新たな創造に至るSF巨編。『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』の続編、火星…

有馬記念・回顧

まあなんだかんだ言ってペリエが凄かったですね。ゼンノロブロイが勝つためにはあのパターンしかなかったでしょう。正直ペリエは人気の馬をキッチリ持ってくるので嫌いなんですが(笑)、秋のロブロイ三連戦に関しては完璧な騎乗だったと言わざるを得ません…

自分

今日は嫌なことがあったんですが、遅く帰って寒い中長いこと待った上でタクシーの中でテンションの高い運転手に愚痴っぽくしゃべられたのに愛想良く応対している自分を見て、「ああ、そんなにやられてないんだな」と思いました。 明日からも「これまで通り」…

いろいろ

世の中の制度とか形式とかいうものが非常に面倒だなあ、と思います。

綾辻行人『暗黒館の殺人(上)』(ISBN:4061823884)、『暗黒館の殺人(下)』(ISBN:4061823892)

やっと読み終わりました。上巻は極めてユルユルと進み、その進まなさ具合のために、途中で置いておいて他のミステリを何冊も読み終えてしまいました。まあでも下巻に入ってからは結構スピード感アップ。特に下巻後半は一気に読めました。あまり良い評価を聞…

有馬記念

有馬記念は一年の中で最も好きなレースであり、過去には四年連続で的中したこともある相性の良いレースでもあります(最近は三年連続はずれてますが)。 その中でも1999年の有馬記念、グラスワンダーとスペシャルウィーク4cmの激闘は今でもビデオテープに残…

近況報告

こんなところからここに跳んでこられた方がおりまして、ふと興味を持って逆に跳んでみたら、僕のサイトで 誰の言った言葉か忘れましたが、「ギャンブルに勝つのは最も良い。 ギャンブルに負けるのはその次に良い」というのが、僕のギャンブルに対する姿勢で…

最近読んだもの

泡坂妻夫『しあわせの書』(ISBN:4101445036) 某所で「やられた」と思わせるミステリに挙げられていたので読んでみました。1987年に出たものなので微妙に冗長なところはありましたが、期待に違わぬ出来でした。読後に思わずニヤリとしてしまう仕掛けが秀逸…

岩隈の話

岩隈には球団に丸め込まれてしまわないでほしいですね。岩隈は自分の力に驕っているというような論調もたまに見かけますが、力があるからこそ球団側と戦えるわけで、戦ってしまったらすぐに切り捨てられるような選手の分まで頑張って、制度的なものも含めて…

ドイツ戦

ロスタイム前にビデオが切れていたので三点目に関してはわかりませんが、点差ほど悲観する試合ではなかった印象です。今回は小笠原が機能していて右サイドの加地をうまく使ってチャンスメイクをしていたように見えました。一点目は完全に楢崎のミス。二点目…

東京二泊三日

・なんとなく町全体に異臭を感じる ・フリーフォールは体に悪い ・ホテル暮らしは意外に快適 ・専門書を置いてある書店があるのは良い ・東文研と東洋文庫だけでも札幌に移転してくれないものか ・野菜がおいしくない ・意外に坂が多い ・ネットがないと微妙…

カリフ的なもの

銘文史料から見るとどうも画期は「アブド・アルマリク」「マアムーン」「ムクタディル」あたりにある。恥ずかしながらムクタディルに関してはあまり知らないので、ぼちぼち勉強したい。

帰還

欠航になるかと思いましたが結構普通に帰ってきました。 今回はスケジュールが割合タイトだったので、あまり人と会えなかったのが残念と言えば残念です。ただその分仕事は捗った気はします。

気持ち悪い

今日三回も公衆電話から着信がありました。18:21、18:49、19:49(僕の携帯の時計は早いので5,6分のズレがあります)。いずれにも出ることができなかったんですが、公衆電話でわりと規則的に三回もかけてくるような心当たりがまったくありません。僕の携帯番…

明日から

東京に出張してきます。たぶん。

明日

自分の発表かつ自分で日程決めておいてアレなんですけど・・・チャンピオンシップ見たかったなあ。先週の試合が面白かっただけに。

今頃

明日の研究発表のレジュメを作っています。土台はあるのでその点は楽なのですが、説得的に、できればわかりやすく、というところで悩みは尽きません。多分その二つは果たされないだろうなあ。

価格研究

アシュトールよりもっと広範に「カネで表される価値」の研究をする必要を感じる今日この頃です。例えば町一個の値段とか喜捨の値段まで含めたような。いずれやります。

記憶手帳

最近自分の中だけで済まない用事が増えてきて、記憶だけでは対応しきれなくなり、残念ながら紙でできた手帳を使うことを余儀なくされました。頭が悪くなったというよりは予定が増えたんだと信じたいです。 にしても挫折と限界だよなあ。

御手洗さん

島田荘司『龍臥亭事件』上下(ISBN:4334728898、ISBN:4334728901) 島田荘司『最後のディナー』(ISBN:4041682061) 『龍臥亭幻想』が読みたかったので後輩から貸してもらってまずこれから。 御手洗ものは久々に読みました。とはいえわずかな出番でもさすが…

今朝、四畳半の畳の部屋に引っ越した夢を見ました。正直そんなんでいいから一人暮らししたい。

一昨日のアメトーク

よゐこ好きとしては有野トークに触れずにはいられません。出川の、オレがヤンキーに絡まれたとき、有野はにやにやしながら後ろに下がってフェイドアウトしていった、という話に対して、それは違います、出川さんが引っ張っていかれたんです、という有野の返…

最近読んだ本

西澤保彦『聯愁殺』(ISBN:4562034912) 読んでから少し時間が経ってしまったので、印象が薄くなっているが、それなりに面白く一気に読めた。西澤作品のある一パターンとも言えるだろう。そういう意味ではもう一歩先へ行ったものを読みたいとは思う。 長山靖…

中沢新一『人類最古の哲学』(ISBN:4062582317)

最近書店で見つけて読んでます。神話人類学という風に分類されるんでしょうか。各地に伝わる神話や民話から「神話的思考」なるある思考様式を抽出しようとする過程を講義したもの、その講義録だと理解しています。 まだ途中までしか読んでませんので、感想は…

雑感

先週の話題でアレなんですが、アメトークに「出川ファミリー」と称して出川、ウドとよゐこが出ていました。なかなか面白かったのはさておき、このメンバーだと有野が回し役になるのだな、と思って新鮮でした。生き生きしてました。やっぱのびのびできる環境…

一応程度のもの

間に合ったといえるような代物ではなく、ただ終わったという寂寥感が残る。ギリギリの戦いができてないよなあ。

ああ

このテンションの下がり方はまずい・・・。

とりあえず

本文註終了。でもまだ難関の表が残ってるんだよなあ。研究報告書も書かにゃいかんし・・・。 こんな論文は出すべきではないのではないかという不安がありながら、25万に勝てずに提出してしまうだろう自分が悲しくもある。