最近読んだ本
西澤保彦『聯愁殺』(ISBN:4562034912)
読んでから少し時間が経ってしまったので、印象が薄くなっているが、それなりに面白く一気に読めた。西澤作品のある一パターンとも言えるだろう。そういう意味ではもう一歩先へ行ったものを読みたいとは思う。
長山靖生『「人間嫌い」の言い分』(ISBN:4334032737)
「人間嫌い」というよりも「人とか世間にあわせることに価値を見出さない人」のことを書いた本。前半部分はなかなか共感できたが、後半の結婚とかの話はどうも面白くなかった。あまり関心がないからかもしれないし、経験がないからかもしれない。まあでも総じて愚痴を書いた本ではあると思う。
竹本健治『将棋殺人事件』(ISBN:4488443028)
米原万里『ガセネッタ&シモネッタ』(ISBN:4167671018)
都築道夫『退職刑事』(ISBN:4488434053)