ウンナン極限ネタバトル“ザ・イロモネア”笑わせたら100万円!スペシャル

お笑い系の特番は企画がどうだろうと思うものが多い中、これは芸人の瞬発的な底力を問うナイス番組でした。ビデオにとっていなかったのが悔やまれます。芸人にも、笑いの基準となるその場の観客百人から選ばれた五人にも、誰が基準として選ばれているのかわからないというのは良いシステムだと思います。まあ最後の五人全員笑わせるところで一人だけ笑わないケースが続発していたので、本当にガチなのか疑える点もありますが、合理的に解釈できる範囲内ではありました。

百万円を取ったペナルティ、インパルスは僕があまり好みでないタイプの人たちなのですが、特にペナルティはこのレギュレーションでは能力を100%発揮できる感じで、まあ当然の、でしょうか。

逆にスピードワゴン笑い飯などの徐々に巻き込み系は能力を発揮する前に時間切れで、まあやはり一分間というのは物凄い瞬発力を必要とされるのだな、という印象。

個人的には品川庄司の周到なゲーム運びに感心していただけに、最後の失速は残念。個人的には大爆笑しましたが。TIMにも期待していましたが、サイレントにレッドがまったく貢献できないのが痛かったですね。

多くの組が最後にサイレントを持ってきてましたが、これは難しいのを最後に残してでもそこそこ計算できるものをクリアしていって、できるだけ長くテレビに映っていようという戦略なのでしょうか。単純に本能でダメかもと思い避けただけかもしれませんが。本当にクリアを狙うならば、品川庄司やインパルスのように早めにクリアしたいところだと思うんですけれど。