クラブワールドカップ2008・ガンバ大阪対マンチェスターユナイテッド

いやあ面白かったです。相当に力の差があったとは思いますが、三回もガッツポーズさせてくれるとは思ってませんでした。同時に、これで佐々木と二川がいて、交代枠をフルに仕える状態だったならば・・・とも思いました。

ガンバはいつものように短いパス交換から、それほどスピードはないもののワンタッチのパスをつなげて攻めて行くスタイルで、後半マンチェスターの最終ラインの守備が若干緩んで、中盤とのギャップができてくると、フィニッシュの近くまで持っていけるようになっていました(まあ流れからの二得点はカウンター気味だったんですが)。

マンチェスターはやはりガンバと比べると個々の選手が強くて速くて上手いということに尽きます。あとサイドに出てくる長いボールが異様に正確だなと思いました。見た感じではリガ・デ・キトよりも大分強そうだな、と。

まあしかし相手が緩んで微妙なPKもあったとはいえ、よく三点も取ったなあ、と。山崎も橋本もよくしっかり決めたなあと思います。あと、遠藤のPKの後にファンデルサールが映っていたのですが、「ホワイ?」と言っているように見えました。本当にそうだったとしたらそれはなかなか物語でしょう。

三位決定戦はパチューカと、ということで、次も壮絶な打ち合いになると思いますが、個人的にはアハリに勝って三位よりメキシコのチームに勝って三位の方が断然価値があると思うので、ぜひ頑張ってほしいところです。

追記・後半の後半は加地さんがかなり走れなくなってるような気がしました。相当にキツいマッチアップだったんでしょう。