エリザベス女王杯・回顧

アドマイヤグルーヴが普通の競馬をして普通に勝ったという印象。武豊の仕掛けも完璧だったのではないかと。二着オースミハルカは上手く流れに乗った。インタヴューで武も言っていたように先行勢がスローペースにもかかわらずまったく前の二頭をつつかなかったのが大きいか。ただ三着以下の猛追を退けられたのはやはり力があったからで、その点に関しては少し過小評価だったかもしれない。三、四、五着はいずれも後方待機の馬。着順は騎手と運で決まったとも言える(僕は池添よりは福永の方がうまいと思う)。スティルインラブは得意のペースで絶好の位置取りにも関わらず見せ場無く敗れた。このまま引退が妥当だろうし、多分そうなるだろう。

僕自身の馬券に関しては、エリモピクシーが四着だったのはしょうがないとしても、その相手の選択を完全に間違ったのが良くない。だいたいにおいて軸は穴馬なわけだから、その馬が来たときにヒモ抜けするようでは目も当てられない。今回その最悪の事態にはならなかったが、予想のリズムとしては下降気味か。んー。