日本代表・長い長い旅が目的を達せずにここで終わったことの最大の原因

人によって色々な答えがあると思いますが、僕は、

田中誠の離脱

を挙げておきたいと思います。

04欧州遠征以来ずっと貢献してきた田中誠の離脱は思った以上に大きいものだったと思います。今回、オーストラリア戦の3バックでは坪井が先発し、茂庭が交代で入りましたが、ここで田中誠→坪井だったり、坪井→田中誠という交代だった場合と、信頼感はかなり違ったと思います。もちろん茂庭も良い選手ですが、日本代表としての経験、このメンバーとの連携という意味では、差がかなり大きいでしょう。サッカーはこういう精神面の極々微妙な部分がバランスに影響してしまうナイーヴな競技だと思いますので、田中誠がいれば・・・、と思ってしまいます。

三戦目ブラジル戦でも、宮本がいない中、ライン統率ができる人材として田中誠は欠かせない選手だったと思います。前半のロスタイム、後半の立ち上がり、ブラジルと戦ったことのある選手が最終ラインを統率していれば結果はわずかでも違ったかもしれません。

まあたられば話にあまり意味はないのですが、現在の時点で、皆さんがこの大会、あるいはジーコの四年間の日本代表について、どのような評価・感想を持っているかを測る指針になるかと思いますので、コメント欄にでも思うところを書いていただけると嬉しいです。ぜひ。