冥王星外し、惑星数8に 国際天文学連合が新定義(asahi.com)

チェコプラハで総会を開いている国際天文学連合(IAU)は24日午後(日本時間同日夜)、惑星の新しい定義について採決し、太陽系の惑星を「水金地火木土天海」の8個として冥王星を惑星から外す案を賛成多数で可決した。冥王星は1930年の発見から76年で惑星の地位を失い、世界中の教科書が書き換えられることになった。

(中略)

太陽系の惑星の定義は「太陽の周りを回り、十分重いため球状で、軌道近くに他の天体(衛星を除く)がない天体」とされた。

(中略)

矮惑星は「太陽の周りを回り、十分重いため球状だが、軌道近くに他の天体が残っている、衛星でない天体」と定義され、近くに同程度の小天体が多数見つかっている冥王星は、その代表と位置づけられた。

結構吃驚ですけど、結局は定義の問題なので、新事実が出てくるにつれて定義の再編成をするのは至極当然。まあちょっと変な言い方ですけど、「科学的事実」もその多くは「多数決」によるものだ、ということがわかって良かったのではないでしょうか。まあそういってしまうと言い過ぎかもしれませんが。