日本ダービー・展望

あまり体調はよくないんですが、いつものごとく箇条書きで適当に展望。

フサイチホウオー:父ジャングルポケットと同様の臨戦過程。当然の一番人気。鉄板の気配も漂うが、敢えて不安を探せば、母系がマイルベストであること。姉アドマイヤメガミ(父エルコンドルパサー)も重賞での好走はマイル戦。ジャングルのイメージで覆い隠されているが、東京2400万全、というわけではない。

ヴィクトリー:この馬は難しい。戦績・血統的な死角は皆無だが、気性がよくないという話で、ダービーという舞台でそれがどう出るか。田中勝春がダービーを勝つのか?という点もあるが。まあでも本命候補か。

ドリームジャーニー:週初めでの本命候補筆頭だったが馬体があまり回復していない様子。朝日杯で一頭だけ追い込んで勝利した時の決め脚が東京で使えるか。

皐月賞の評価:逃げ馬が勝って、一二番人気の馬が33.9の上がりでつっこんできているだけに、それほど底力を試すようなレースではなかったと思われる。今の東京の馬場がどうなのかわからないが、時計がかかって我慢比べのような競馬になれば、フィニステールナムラマースあたりの台頭もありえる。

アドマイヤオーラ武豊を乗せないのはこの舞台では明らかにマイナス。ただ、武が乗っていたとしても馬の適性的に掲示板が精一杯だとは思うが。

ウオッカ:この馬も牝系が短距離向き。かなり活躍馬の多い牝系ではあるが。ドスローの我慢比べになっても、精神的に牡馬と渡り合えるかというと、難しいかと。

タスカータソルテ武豊の内枠は怖い。人気がなければ押さえたい。

考えれば考えるほどヴィクトリーで仕方ない気がしてきました。フサイチホウオーに不安がないわけではないですけれど、二頭の馬単裏表とそれを拡張した三連単あたりでしょうかね。