森博嗣『ZOKUDAM』(ISBN:9784334925611)

森博嗣ブーム再来につき再読。『ZOKU』も読み返したのだが、初読の段階ではあまり気付いていなかった両作品のつながりの矛盾、というかよくわからなさに気付いた。『ZOKUDAM』の方が時間的には前になるのだろうが、『ZOKU』でのロミ視点から見たケン・十河やバーブ・斉藤の描写に違和感がある。また、「善」と「悪」の役割も逆転している。

現在連載中の「ZOKURANGER」で驚天動地の大オチが炸裂することを期待。