日本代表/キリンカップ2009 vsチリ

手短に。

一つの試合としては良い試合をした。しかしこれが最終予選につながるかは別の話。岡田監督の下では、キリンカップで新しい選手が試されたりするので、選手のモチベーションも高いのか、勢いのあるゲームをすることが多い。が、反面実際の予選になると、フィニッシュの精度を欠いて苦戦するというパターンがある。メンタル的なものか体力的なものかわからないが、ともかくこの結果を鵜呑みにはできない。

個々の選手でいえばまず長谷部。良い意味でえげつなくなって、安心して代表の中盤を任せられる選手に。縦への推進力も健在。

中澤と阿部のバックラインは案外バランスが良い。トゥーリオが戻ってこなくとも最終予選はなんとかなりそう。

岡崎と本田はまだ様子見。チリも「しっかり守る」というふうではなかったので。ガチンコで紙一重を決められるかはまったく別の話だと思うので。とはいえ期待を持たせる内容はあった。

ガンバファンとしては山口・橋本は休ませてほしかったけれども(本当は一番休ませるべきは遠藤だけれども)、まあ地元チームから選出ということで仕方ないかもと。遠藤共々調子は決して良くないと思うだけに。

ということで今後に楽しみと不安が広がる一戦でした。