村上龍『悪魔のパス 天使のゴール』(ISBN:4344404777)

読了。ペルージャ時代の中田を題材にしてそれにサスペンス風味を付け加えた小説。サスペンスの部分は大して面白くもないが、サッカーの試合を描写している部分はとても面白く読めた。サッカーの魅力がかなり上手く描かれていると思う。サッカーの試合を文章で読んで面白いというのはかなり奇異だ。

僕は村上龍というとどうも話題先行のような気がしてこれまで回避していたのだが、まあそこそこ読んでみようかなという気になった。