スプリンターズS・予想

軸は十ヶ月ぶりでもデュランダル。去年のスプリンターズSの二着ははっきり言って驚異的。カルストンが逃げ切る流れで二着確保したのは地力が違うとしか言いようがない。中山1200の実績でも二勝二着一回で、そのうち二つが当該レースと、他に中山が良さそうな馬がほとんど見当たらないのに比べて雲泥の差がある。ただしやはり休み明けは二着が多いので馬単ではなく、馬連の軸にしたい。

さて難しいのは相手だ。香港馬二頭は強いだろう。しかし直線の急坂と高速馬場を克服できるか、微妙なところ。こういう時は普通血統で判断するところなのだが、香港馬の血統はまったくわからないのでアレだ。ただ、ケープオブグッドホープは、日本の馬場でデュランダル以上に差してくるとは思えないので、思い切ってはずしたい。

日本馬はというと、カルストンライトオアドマイヤマックスのG1馬がまず挙がるだろうが、どちらも今ひとつ。カルストンは前回がピーク期でさらに馬場・展開に恵まれた。今回は前走でハナを叩かれたテイエムチュラサンが内枠に入ったし、サイレントウィットネスも楽に逃がしてはくれないだろう。もともとスタートの良い馬でもない。アドマイヤマックスは右回りにあまり実績がない。中山も二年前のスプリンターズSの三着がある程度(まあセントライト記念も二着しているが)で、強調材料はあまりない。それでも武豊は脅威なので、抑える必要はあるだろう。馬連で15倍つけば悪くない。

他にもあまり買いたい馬はいないのだが、強いて挙げればテイエムチュラサンシルキーラグーンテイエムチュラサンは三歳牝馬だけに荷が重い気もするが、ここ数年のスプリンターズSで穴を演出したのは常に逃げ馬だった。カルストンの出が悪く、サイレントウィットネスが外枠と慣れない右回りでもたつけば、一気の逃げ切りもありえないことではない。シルキーラグーンは中山実績があり、去年のこのレースではデュランダルと0.2秒差。鞍上が心配だし若干穴人気しているので飛びつくという感じではないが、まあいいところだろう。

あとはアンカツが乗るシーイズトウショウか。調子はあまり良くないようだが、時計が速くなりそうなので持ち時計のあるこの馬は抑えたい。

結論・デュランダルからサイレントウィットネスアドマイヤマックステイエムチュラサンシルキーラグーンシーイズトウショウサイレントウィットネスはプラマイゼロの感じで。デュランダルサイレントウィットネスから牝馬三頭への三連複も視野に入れつつ。

追記:久々に真面目に予想を書いたらえらく時間がかかってしまった。