発掘報告3
マルク・ブロック『歴史のための弁明』を読んだときに感銘を受けてメモったとおぼしき文章を発見したので、サルベージしておきます。
p.x
われわれの文明がいずれ歴史に背を向けるという事態も、それ自体考えられないことではない。歴史家たちはそうした事態を考慮しておく方が賢明であろう。誤って理解された歴史は、もし気をつけなければ、よりよく理解された歴史への信頼までも最終的には失わせかねまい。
p.xii
私個人としては、自分の思い出す限り、歴史はいつでも私を大いに楽しませてくれた。それはすべての歴史家も同じだろうと思う。そうでなければ、彼らはいかなる理由でこの仕事を選んだというのだ。
まあまだ序文のところしか読んでないんですが。