W杯アジア最終予選・対ウズベキスタン

微妙。結果は特別に悲観するようなものではないと思いますが、どうも戦い方が十年前に戻っている気がします。攻守の切り替えを速く、というのがメインコンセプトのようですが、あまりにも守備に力をかけすぎて、攻撃に入った時に最後のところで力が入らず、気候的にも普通だった(ように見えた)にもかかわらず、後半はバテバテで、最後は放りこみ。僕が強硬な放り込み反対派であるということもあるでしょうが、あれでは、という。

個々の選手では良かったのは長谷部と香川くらいでしょうか。遠藤は及第点。玉田と大久保も悪くなかったと思います。楢崎は終盤に一つミスキックで相手に簡単にボールを渡してしまったのが残念でした。

しかし途中交代は当たらず。岡崎は一つだけ中澤の頭に当たった惜しいヘディングがありましたが、それ以外では目を引かず。稲本はほとんど何もできなかったと思います。むしろ遠藤を前に上げることで中盤の底でのタメが効かなくなり、上手くボールをつなげなくなったような気もします。終盤に興梠を入れましたが、パワープレーをやるつもりなら中村か遠藤をはずして巻の一手だったと思います(というか巻はベンチ外か・・・ああいうことするなら入れておくべきだと思うのですが)。

あとやっぱり田中マルクス氏は休ませた方がいいような気がします。終盤全然動けてませんでしたし。