グループリーグ八日目

グループC

スロベニア 2-2 アメリ

スロベニアのカウンターにはまって前半に二点をとられた我らがアメリカ。しかし後半頭から二人の交代選手を入れて流れを変え、ドノバンの角度のないところから決めた気合いのシュート、ロングボールの落としを一人おとりして走り込んだブラッドリーがゴールキーパーの頭上を抜いたゴールで二点を返し、なんとか引き分けに持ち込んだ。

アメリカはシンプルにフィジカルを生かしながらもオートマティズムによる連動性を持ったチーム。総合力はかなりあると思うけれどいかんせんディフェンス陣の軽さが出ることが多く、グループリーグは突破できたとしても、さすがにこれではトーナメントを勝ち抜くのは難しいか。

スロベニアはダークホースにふさわしい、素晴らしいカウンターチームだけど、カウンターチームが二点差を追いつかれていてはどうしようもない。イングランド戦をどういう形で戦うのかは今から楽しみではある。