日本代表のシステム

たまたま気分転換のために購入したサッカー雑誌(World Soccer Graphic)に日本代表のシステムを批判した「消滅しかけの『3-4-1-2』を放棄せよ!」という記事があった。トルシエによってもたらされ、現在までJリーグで主流のシステムとなっているこの「3-4-1-2」システムは、世界では最早通用しない古いシステムであって、これを続けていってもしょうがないという意見である。弱点は、1トップや3トップの布陣に対応しづらいこと、両サイドが満足にあがれず「5-2-1-2」の形になりがちであること、などであるという。

なるほどこの記事の指摘していることは、現状の日本A代表の攻撃性のなさというものをよく説明している。ジーコに関しては「選手起用」や「戦術」については色々な批判があったが、スリーバックシステムを批判したものは初めて見たので、なかなか新鮮だ。これは今後の試合を見る中で自分なりに検討したい。

まあジーコも本当は「4-2-2-2」で戦いたいんだろうけど。