歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』(ISBN:4163217207)

読了。やられました。ハードボイルド風味であることがいい味になっています。類似のトリックが使われたものを読んだことがありますが、コロッと騙されてしまいました。違和感は感じていたのですが、それを疑問にまで発展させることはできませんでした。しかしこのタイトルは良いタイトルですね。なにかしら希望を感じさせるラストでした。