2008年に読んだ本を振り返る

九ヶ月以上日本にいたにもかかわらず、今年もあまり本が読めていません。経済的余裕がないことと、夏頃の目の疲れ、痛みが酷く、娯楽で本を読む気力があまりなく、秋からは研究のプレッシャーで精神的余裕がほとんどなかったことなどが理由でしょうか。ということで今年は一冊だけ。

森博嗣工学部・水柿助教授の解脱』(→読後感想

一時期は離れていましたが、やはり森博嗣作品の良さは、軽妙さ/簡明さと気の利いた伏線でして、気力がない時に読むにはうってつけです。

さて去年は『エヴァンゲリオン』を見たのですが、今年は初代の『機動戦士ガンダム』を見ました。感想としては、意外とラストが良かった、というものと、「悲しいけどこれ戦争なのよね」という台詞が男のキャラクターの台詞だったということに吃驚した、というようなところでしょうか。字面でしか知らなかったのでずっと女性の台詞だと思っていたのですが。しかし名台詞でした。来年は『Zガンダム』ですかねえ。