しゃべくり007/コンビの力について

今日のしゃべくり007は前半オードリー、後半スザンヌ一家という構成で、かなり期待に応えてくれました。正直春日があんなにトークをこなすとは、去年の段階では想像もしていませんでした。地に足がついているというか。逆に若林はいまのところちょっと気持ちが先行しすぎている印象で、話は面白いんだけど、話してる途中で笑うのかよ、という時が結構あります。まあこのあたりは技術だと思うので解消されていくと思いますが。

オードリーは昨年末からの勢いそのままに頑張っていますが、この春日旋風が終息するかしないかというあたりから若林の二度目の勝負の時が来るような気がします。今の時代のお笑い芸人のコンビはそれぞれが時期をずらして二度売れなければメインストリームとして定着できない、つまり二人ともに一人でもなんとかできるほどの地力がなければならない、というところが大きいと思うので。典型的なのはくりぃむしちゅーでしょう。上田が一気に売れて、その後有田が別の方向性から売れていったという。さまぁーずも三村ツッコミからの大竹、みたいな感じでしたし。

現時点で、そういう地位に昇っていけそうなのは、アンタッチャブルチュートリアル、オードリーだと思っています。この三組とも基本的にはツッコミのブレイク待ちという段階で(オードリーはまだまだ踏まなければならない段階も多いでしょうが)、なにかのきっかけでそれが起こればもう一段上に登れるかと。もちろん三人ともブレイクするだけの地力は持ってると思います。

んー、なんという上から目線なエントリ。さらにいうと僕の芸能界予測は全然あたりません。

追記:「嵐の宿題くん」にもオードリーが出ていました。後々のことを考えるとジャニーズの人たちとの絡み方があれで良かったのかわかりませんが、春日独壇場という感じで、大いに笑わせてもらいました。今はとりあえず「春日」って言っておけばウケるというボーナスステージ感もありますが、それなしでも十分面白いです。