菊花賞・展望

すべてがディープインパクトの三冠を指し示しているが、あえてあえて穴馬を考えてみよう。

一番手はシャドウゲイト。父ホワイトマズルは昨年の春の天皇賞イングランディーレと同じ。逃げ先行脚質も同じ。鞍上に佐藤哲三を迎えて大逃げを打つならば、まさかまさかの逃げ切りを夢見ても悪くはない。

二番手、マルカジーク。京都マイルの1000下を勝って連闘。ヒシミラクル角田晃一。春は重賞で今ひとつだったが、一夏越えて切れ味が出たと感じさせる前走。ディープインパクトを「差し切る」ならこの馬か。

三番手、マルブツライト。夏の札幌の1000万下勝ち。時計がかかれば可能性はある。松岡も若手の中では有望株。

その他、ダンスインザダーク産駒の二頭。コンラッドミツワスカイハイだが、かたやのどなりという話で、かたや1000万下で掲示板が精一杯。父の血は偉大だがさすがにつらいか。

仮にディープインパクトと人気所で決着するとすれば、やはり二着はシックスセンスだろう。この馬、普通に強いです。

しかしこうして検討した結果、皐月賞、ダービー、菊花賞と、ディープインパクトの相手関係はだんだん楽になっているような気がする今日この頃。せめてインティライミ、コマノハイ、コメディアデラルテあたりがいればなあ。